麻雀 符計算の仕組みと点数の求め方をゼロから学ぶ
公開

麻雀の役を少しずつ覚えていくと、次にぶつかる壁が点数の求め方です。コンピューター麻雀では点数が自動で計算されますが、麻雀 符計算の仕組みを理解しておくと、どの待ちや手牌が高くなりやすいのかが見えてきて、対局での判断がより深まります。
符とは、手牌の構成や和了(あがり=あと1枚揃えば完成する状態から上がること)の条件によって加算される点数の基礎単位です。翻(役の価値を表す単位)と組み合わせることで最終的な獲得点数が決まります。この記事では、難しい計算を分解し、ゼロから基礎を整理します。
符の土台となる基本符と面子の組み合わせ
図1の局面を文字で見る
手牌:一萬 二萬 三萬 四筒 五筒 六筒 五索 五索 五索 七索 八索 白 白
強調の牌:五索・白
記法:123m456p55578s55z
この図では、萬子の連続した順子(連続する3枚)に加え、五索 の暗刻(自分で揃えた同じ牌3枚)と、頭となる「白」を持った手牌を示しています。和了すると必ず与えられる土台が基本符と呼ばれる20符です。ここに面子(メンツ=3枚組)の種類や牌の種類による符が積み重なっていきます。
面子の符は、順子にはつきませんが、同じ牌を集めた刻子(コーツ)にはつきます。また、2から8までの中張牌(チュンチャンパイ)よりも、1・9の老頭牌(ロウトウハイ)や「東」「白」などの字牌(幺九牌=ヤオチューパイ)のほうが符が高く設定されています。
- 明刻(ポンした刻子):中張牌は2符、幺九牌は4符
- 暗刻(手の中で揃えた刻子):中張牌は4符、幺九牌は8符
- 雀頭(アタマ):役牌(「白」「發」「中」や場風・自風)の場合は2符
図の 五索 の暗刻は中張牌なので4符となり、「白」の対子は役牌なので2符がつきます。このように、手牌の中にある刻子や頭の種類を確認していくのが第一段階です。

声は合成音声です。登場人物の台詞は創作です。
アプリで遊ぶ
読んだ考え方は、実際に打って確かめるのが近道です。コンピューター相手に、電波の無い場所でも一人でじっくり打てます。
待ちの形と和了り方で加算される符
図2の局面を文字で見る
手牌:一萬 二萬 三萬 七萬 八萬 九萬 三筒 五筒 二索 三索 四索 六索 六索
強調の牌:三筒・五筒
記法:123789m35p23466s
この図では、四筒 を引けば順子が完成するカンチャン待ち(間の牌を待つ形)で聴牌(テンパイ=あと1枚で和了できる状態)しています。符の計算では、手牌の組み合わせだけでなく、どのような待ちで構えていたか、そしてどのように和了したかも点数に反映されます。
待ちの形による加算は、完成させるのが難しいとされる形に2符が与えられます。両面待ち(リャンメンマチ)や双ポン待ち(シャンポンマチ)には符がつきませんが、カンチャン待ち、ペンチャン待ち(端の1・2に対する3待ちなど)、単騎待ち(頭の1枚を待つ形)にはそれぞれ2符がつきます。
さらに、和了の成立方法による加算があります。門前(メンゼン=鳴いていない状態)で他家の捨て牌からロン和了した場合は門前加符として10符が加わります。また、自分でツモ和了した場合は、門前か鳴いているかを問わず一律で2符が加算されます。ただし、ピンフ(平和)という役をツモ和了した場合は例外としてツモの2符がつかない決まりが一般的です。
図の頭は 六索 の対子です。役牌ではない数牌の対子なので、雀頭の符はつきません。この形から 四筒 をツモ和了した場合、基本符20符にカンチャン待ちの2符、ツモの2符が足され、合計24符となります。麻雀の計算では端数を10符単位に切り上げるため、24符は30符として扱われます。
符と翻から点数を求める手順と早見表

すべての符を足し合わせて10の位に切り上げたら、役の合計である翻数と組み合わせて点数表に照らし合わせます。よく使われる子の点数の目安を一覧にまとめました。
| 符数 | 1翻 | 2翻 | 3翻 |
|---|---|---|---|
| 30符 | 1,000点 | 2,000点 | 3,900点 |
| 40符 | 1,300点 | 2,600点 | 5,200点 |
| 50符 | 1,600点 | 3,200点 | 6,400点 |
実戦では、門前のピンフでロン和了したときは必ず30符になり、鳴いた手で刻子がない場合は30符、門前で刻子が含まれる手は40符前後になることが多い傾向にあります。対子を7組揃える七対子(チートイツ)は例外として25符固定という扱いになります。
最初はすべての計算を暗記しようとせず、代表的な符の目安から覚えるのが自然な上達への道です。四人打ちの対局を一人でじっくり打てる「雀国志」のような環境で、和了画面の役や点数を眺めながら少しずつ確認していくと、感覚が無理なく身につきます。
よくある質問
符計算で端数が出たときはどのように処理しますか?
1の位の端数は切り上げて10符単位にします。たとえば基本符や面子の符を足して22符になった場合は、切り上げて30符として計算します。
七対子の符計算はどのように行いますか?
七対子は計算を行わず25符固定として扱います。対子を7組集める特殊な役であるため、他の面子や待ちの符は足さずに25符の点数表をそのまま使います。
平和をツモ和了したときの符はどうなりますか?
平和のツモ和了は20符として計算されます。平和は門前で符がつかない面子と待ちで作る役であり、ツモによる2符を加算しない決まりになっているためです。
アプリで遊ぶ
三国の人物たちと卓を囲み、天下を目指して旅する麻雀 RPG『雀国志』で、覚えた役やリーチを試してみませんか。