三人麻雀のルールを学ぶ前に押さえたい基本形と東風戦の流れ

公開

陣幕の中で卓を囲む打ち手たちの後ろ姿

麻雀を新しく始めようとするとき、三人麻雀のルールに興味を持つ方も多いのではないでしょうか。三人麻雀は萬子の一部を使わないなど独自の決まりがありますが、手牌を揃えて勝つための根底にある原則は四人打ちの日本式リーチ麻雀と共通しています。まずは基本となる和了(手牌を完成させて勝つこと)の形やゲームの進行を覚えることが、上達への確実な近道です。

和了の基本形となる4面子1雀頭の組み立て方

萬萬萬東東手牌和了待ち
図1 二萬・三萬・四萬の順子や索子の面子を揃え「東」を雀頭とした和了の形
図1の局面を文字で見る

手牌:二萬 三萬 四萬 四筒 五筒 六筒 二索 三索 七索 八索 九索 東 東

ツモ和了:四索

待ち:一索・四索

強調の牌:二萬・三萬・四萬・東

記法:234m456p23789s11z 和了 4s

この図では、二萬・三萬・四萬という数字の並びのほか、筒子や索子で3枚組を作り、最後に「東」の2枚組を揃えた手牌を示しています。麻雀の手牌は手元にある13枚に、引いてきた1枚を加えた合計14枚で完成します。基本形は、3枚組のまとまりである「面子(メンツ)」を4つ、同じ牌2枚の組み合わせである「雀頭(ジャントウ=アタマ)」を1つ揃える「4面子1雀頭」の14枚です。

面子の作り方には、同じ数字を3枚集める刻子(コーツ)と、連続した3つの数字を揃える順子(シュンツ)の2種類があります。字牌である「東」「南」「西」「北」や「白」「發」「中」は順子にできず、3枚集めて刻子にするか、2枚で雀頭にする必要があります。あと1枚で手牌が完成する状態を聴牌(テンパイ)と呼び、最後の1枚を自分で引くツモ、または他人が捨てた牌で成立させるロンによって和了となります。

面子と雀頭の種類
名称構成する枚数特徴や具体例
順子(シュンツ)3枚同じ種類の数牌で連続する3枚(例:二萬・三萬・四萬)
刻子(コーツ)3枚全く同じ牌の3枚組(例:五筒・五筒・五筒)
雀頭(ジャントウ)2枚全く同じ牌の2枚組。手牌のアタマとなる
机の上に置かれた竹簡と筆の道具

声は合成音声です。登場人物の台詞は創作です。

アプリで遊ぶ

読んだ考え方は、実際に打って確かめるのが近道です。コンピューター相手に、電波の無い場所でも一人でじっくり打てます。

App Store からダウンロードGoogle Play で手に入れよう

初心者が覚えたい基本の1翻役とリーチの条件

萬萬萬萬萬手牌萬萬萬待ち
図2 二萬から六萬の形で一萬・四萬・七萬を待つ聴牌(四萬か七萬で和了れば断么九)
図2の局面を文字で見る

手牌:二萬 三萬 四萬 五萬 六萬 二筒 三筒 四筒 五索 五索 六索 七索 八索

待ち:一萬・四萬・七萬

強調の牌:五萬・六萬

記法:23456m234p55678s

この図では、手牌の中に1や9、字牌を一切含めず、五萬や六萬、各種の数牌だけで組み立てた聴牌の形を示しています。麻雀では、形を4面子1雀頭に揃えるだけでなく、最低1つ以上の「役」がなければ和了できません(一翻縛りの原則)。ドラ(持っているだけで点数が加算される懸賞牌)は何枚あっても役の代わりにはならないため、まずは成立しやすい役を覚えることが大切です。

初心者が最初に意識したい役には、次のようなものがあります。

  • 立直(リーチ):他の人の捨て牌をもらわない門前(メンゼン)の状態で聴牌したとき、1,000点を支払って宣言する役。以後は牌の入れ替えができませんが、確実に1翻がつきます。
  • 断么九(タンヤオ):1と9の数牌、および字牌を全く使わず、2から8の数牌だけで手牌を完成させる役。
  • 役牌(ヤクハイ):「白」「發」「中」の三元牌や、場の風・自分の風の牌を3枚揃えるだけで成立する役。
  • 平和(ピンフ):門前ですべての面子を順子で作り、雀頭を役牌以外にし、待ちを両面待ちにする役。

鳴き(ポンやチーで他人の捨て牌をもらうこと)を使うと手の完成は早くなりますが、門前でしか成立しない役もあるため、慣れないうちは無理に鳴かず、門前でリーチを目指す手順が分かりやすくおすすめです。

東風戦の試合進行と一人打ちでの練習手順

夕暮れ時の城壁と風になびく軍旗の風景

一般的な麻雀の対局形式の一つに「東風戦(トンプウセン)」があります。これは親の順番が東1局から東4局まで一周するミニゲームのような形式で、短い時間で決着がつくため初心者が試合勘をつかむのに適しています。全員が25,000点を持った状態でスタートし、局ごとに誰かが和了するか、山牌がなくなって流局(誰も和了できずに局が終わること)するまで戦います。

初心者が三人麻雀のルールや特殊な打ち方に挑む前に、四人打ち東風戦の流れをコンピューター相手に練習したいときは、「雀国志」のように自分のペースでじっくり打牌を選べる一人打ちの麻雀ゲームを活用するのが便利です。

対局中は、次の3つのポイントを意識しながら進めると迷いが少なくなります。

  1. 孤立した字牌や1・9牌から整理する:順子を作りやすい2から8の中張牌を残し、つながらない牌を順番に手放します。
  2. 両面(リャンメン)の形を優先して残す:二萬と三萬のように、両側(一萬と四萬)のどちらが来ても順子になる受け入れを多く作ります。
  3. 聴牌したら落ち着いてリーチをかける:役がなくてもリーチをかければ立派な役となり、裏ドラの期待も生まれます。

東風戦を繰り返し遊ぶことで、牌の組み合わせ方や捨て牌の選び方が自然と身につき、どのような麻雀のルールにも柔軟に対応できるようになります。

よくある質問

三人麻雀と四人麻雀で共通する基本ルールは何ですか?

4面子1雀頭の14枚で手を揃えることや、役が最低1つ必要になる一翻縛りの原則は共通しています。基本的な役の種類や、聴牌してリーチをかける手順も同じ考え方で楽しめます。

初心者が一番最初に覚えるべき役は何ですか?

門前で聴牌したときに宣言できる立直(リーチ)と、2から8の数牌だけで揃える断么九(タンヤオ)がおすすめです。どちらも狙いやすく、手牌作りの基礎を身につけやすいためです。

東風戦とはどのような試合形式ですか?

親が東1局から東4局まで一周する対局形式です。短い時間で終了するため、手軽に一局の流れを体験して練習を重ねたい初心者に適しています。

アプリで遊ぶ

三国の人物たちと卓を囲み、天下を目指して旅する麻雀 RPG『雀国志』で、覚えた役やリーチを試してみませんか。

App Store からダウンロードGoogle Play で手に入れよう
コラムの一覧へ

AICREO NEXT のゲームコラム一覧へ