麻雀の待ちを覚える基本!形の種類と牌効率の考え方

公開

陣幕の卓で牌を囲む対局の様子

麻雀を覚えたばかりのころは、あと1枚で和了できる聴牌(テンパイ)になったとき、自分が何を待っているのか迷ってしまうことがあります。基本となる麻雀の待ちの形を把握しておくと、手牌を組み立てる道筋がすっきりと見通せるようになります。

まずは、もっとも頻繁に登場する順子(シュンツ=数字の並び)を作る待ちの代表的な3種類から確認していきましょう。

基本となる3つの待ちと牌の枚数

萬萬東東手牌萬萬待ち
図1 四萬 と 五萬 の塔子による両面待ちの聴牌形
図1の局面を文字で見る

手牌:四萬 五萬 一筒 二筒 三筒 四筒 五筒 六筒 七索 八索 九索 東 東

待ち:三萬・六萬

強調の牌:四萬・五萬

記法:45m123456p789s11z

この図では、手牌の左端にある 四萬 と 五萬 の塔子(ターツ=あと1枚で順子になる組)が待ちになっています。このように連続した2枚の両端を待つ形を「両面(リャンメン)待ち」と呼びます。この例では三萬と六萬の2種類が当たり牌となり、麻雀牌は同じ牌が4枚ずつあるため、最大で合計8枚の受け入れがあります。

順子を作る待ちには、両面のほかに「嵌張(カンチャン)待ち」と「辺張(ペンチャン)待ち」があります。嵌張は「一萬・三萬」のように間を待つ形で、辺張は「一萬・二萬」に対する三萬や「八萬・九萬」に対する七萬のように端の並びの外側を待つ形です。どちらも待てる牌は1種類(最大4枚)しかありません。

順子を作る基本待ちの特徴
待ちの名称手牌の形の例待つ牌の例最大枚数
両面(リャンメン)四萬・五萬三萬・六萬8枚
嵌張(カンチャン)一萬・三萬二萬4枚
辺張(ペンチャン)一萬・二萬三萬4枚

和了できる牌の枚数が多いほど、ツモやロンで上がれる可能性が高くなります。そのため、手牌を進めるときは嵌張や辺張よりも両面待ちを残すのが牌効率の基本方針になります。

手元で牌をそっと選ぶ対局者の袖

声は合成音声です。登場人物の台詞は創作です。

アプリで遊ぶ

読んだ考え方は、実際に打って確かめるのが近道です。コンピューター相手に、電波の無い場所でも一人でじっくり打てます。

App Store からダウンロードGoogle Play で手に入れよう

対子を使った待ちの種類と特徴

萬萬萬萬萬中中手牌萬中待ち
図2 五萬 と「中」の対子によるシャンポン待ちの聴牌形
図2の局面を文字で見る

手牌:一萬 二萬 三萬 五萬 五萬 四筒 五筒 六筒 七索 八索 九索 中 中

待ち:五萬・中

強調の牌:五萬・中

記法:12355m456p789s77z

この図では、五萬 の対子(トイツ=同じ牌2枚)と 「中」 の対子が手牌にあり、どちらかが3枚目の刻子(コーツ)になれば和了となる「シャンポン待ち」の形になっています。待ちは 五萬 と「中」の2種類で、手牌にすでに2枚ずつ使っているため、残る枚数はそれぞれ最大2枚、あわせて最大4枚です。

対子や雀頭(アタマ)に関係する待ちには、主に次のような種類があります。

  • シャンポン待ち:2組の対子を持っていて、どちらかが3枚組になれば和了となる形。最大4枚。
  • 単騎(タンキ)待ち:4つの面子がすべて完成しており、最後の1枚(雀頭候補)と同じ牌を待つ形。最大3枚。
  • 両面単騎や変則待ち:順子や対子が複雑につながり、面子と雀頭の区切り方によって複数の待ちが生じる形。

シャンポン待ちは枚数こそ4枚ですが、役牌などの字牌を待ちに選ぶと他家からこぼれやすい利点があります。状況に応じて待ちの長所を見極められるようになると、手作りの楽しさが一段と広がります。

テンパイまでの牌の残し方と牌効率

満月と川沿いの楼閣が灯る夜景
萬萬萬萬萬東東手牌
図3 四索 と 五索 を残して両面変化を狙う一向聴の手牌
図3の局面を文字で見る

手牌:一萬 二萬 二萬 三萬 三萬 四筒 五筒 六筒 九筒 四索 五索 東 東

強調の牌:四索・五索

記法:12233m4569p45s11z

この図は聴牌の1歩手前である一向聴(イーシャンテン)の形です。索子の 四索 と 五索 を残すことで、三索や六索を引いたときに強い両面待ちが完成します。不要な孤立牌を整理しながら、受け入れ枚数が広くなる牌の組み合わせを残していく工夫を「牌効率(パイコウリツ)」と呼びます。

初心者が牌を残すときに意識したい優先順位の目安は以下の通りです。

  1. 両面を作れる中張牌:3から7の数牌は隣の牌を引きやすく、両面塔子に育ちやすい性質を持っています。
  2. 役牌の対子や雀頭候補:手牌の進行だけでなく、鳴いたときに役を確定させる大切な足がかりになります。
  3. 端牌や孤立字牌の整理:1や9の数牌、役にならない風牌の単独牌は、他の牌とつながりにくいため早めに切るのが基本です。

こうした牌の残し方や待ちの読み方は、実戦を数多く重ねることで少しずつ自然に身についていきます。時間無制限でじっくり待ちを確認しながら一人打ちできる「雀国志 〜天下踏破の麻雀旅〜」のような練習の場で、牌の受け入れを意識しながら打ってみるのもおすすめです。

よくある質問

麻雀でいちばん有利とされる待ちの形は何ですか?

両面待ちが有利とされています。受け入れ牌が2種類あり、手牌に使っていない場合は最大で8枚の当たり牌が残っているためです。

嵌張待ちと辺張待ちはどちらを残すべきですか?

基本的には嵌張待ちを残すのがおすすめです。嵌張待ちは隣の牌を引くことで両面待ちに変化しやすいのに対し、辺張待ちは両面へ変化しにくいためです。

シャンポン待ちの当たり牌は何枚残っていますか?

最大で4枚残っています。2組の対子で合計4枚をすでに自分で持っているため、山や他家の手牌に残っているのは各2枚の合計4枚になります。

アプリで遊ぶ

三国の人物たちと卓を囲み、天下を目指して旅する麻雀 RPG『雀国志』で、覚えた役やリーチを試してみませんか。

App Store からダウンロードGoogle Play で手に入れよう
コラムの一覧へ

AICREO NEXT のゲームコラム一覧へ